このごろの 写真家 中島宏章がわかります。
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壁の向こう側 1-5
標津町のとある場所に、僕のお気に入りの被写体がある。
それは、郷愁の美というか、歳を重ねた者でなければ放つことの出来ない独特のオーラと美しさがある。

この写真↓


一度、撮影はしたのだが、また来て撮ろうと思った。撮り直しである(こんな事は無精の僕には大変珍しい)。
さっそく
舎の壁に向かいカメラを向け、撮っていると。
トコトコと向こうからおじさんがやってきた。
僕は、出来るだけ怪しい者では無いという雰囲気を醸しながら「こんにちわ〜」と挨拶をした。
こういう時は、カメラを持っているだけで、そこに立っている理由が自動的に相手に伝わるので、カメラはとても有り難い。ところが、僕のライフワークであるコウモリの観察時は夜であるし、カメラではなく奇怪な機械を手に持っているので、いくら僕が美少年であったとしても、怪しいこと紛れもなしである。しかも僕は美少年ではなく、ちんけな子おじさんであるから、怪しさ100倍ってとこだ。

僕が挨拶をすると、
「お〜、何撮ってるんだ〜」とおじさん。

僕は、自嘲的笑みを浮かべつつ
「か、壁です……(笑)」

すると、おじさん
「かべ?って、壁か……オァッハッハッハ!な〜に、壁なんて〜。こったら汚ねえ壁〜」

僕はすかさず、
「いや、綺麗だなあと、この壁。綺麗です……」

すると、おじさん
「な〜に言ってるんだかあ、いや〜まいった!面白い人もいるもんだなや〜」

そして僕はなぜか
「すみません……(笑)」

変な人間が好きなのか、おじさんは人なつっこく言ってきた。
「中にコッコ(子供)いるんだぞ〜、生まれて2週間だあ」

僕は
「おじさんの建物ですか?中、見せてもらっていいですか?」

予期せぬところで、あの郷愁な壁の内側へ入る事が出来る。やった!


おじさんの後について
中へ入ると……

「おおっ!!」









お馬さん。お母さん馬だ。
そうか、僕が撮っていた壁の向こうには馬がいたのか。
感慨深い、とはまさにこの事だ。


続く...... ”壁の向こう側 2-5” へ


うぅーーん!
いい瞳だぁー。
惚れちゃいそう。。
BL | 2009/03/10 00:56
そうなんですよ
この優しい瞳に、やられちゃいました(笑)
なかじ | 2009/03/10 12:58
COMMENT









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