このごろの 写真家 中島宏章がわかります。
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フクジュソウの紫外線写真
 春を知らせる花のひとつ、フクジュソウ(福寿草)。
左が人間の見た目、右が紫外線写真である。

せっかくなので、フクジュソウ株式会社にとって、”超”の付くほどのお得意様であられるハナアブ様にもご登場頂いた。

 ハナアブ様はフクジュソウとあらば飛んできて、花粉をペロペロしてくれるついでに受粉をしてくれるフクジュソウにとって神様のような(いや、それ以上か)有り難い存在なのだ。とはいえ、それはハナアブ側にとっても同じなのかもしれない。花の少ないこの時期に、食べ物である花粉を惜しみなく提供してくれるのがフクジュソウ様だ。さらには、フクジュソウ様が天然の暖房機と化している(パラボラ型の花が日光を集光し、花内部の気温が高くなる)ため、まだ肌寒いこの時期に体温を上げてもらえるのだ。。
 それにしても同じキンポウゲ科のエゾノリュウキンカの紫外線写真と比して、意外にも”普通な”感じで撮れてしまった。
 なんだ、ツマラナイ。と思ったが、これは逆に面白い。
 どうしてエゾノリュウキンカは人知れずな模様を持つのに、フクジュソウにはないのか。 
 
 とにもかくにも、こんな感じの無駄な好奇心と活動が、意味のなさげな僕の思考を手助けすることは、間違いのないところである。こんな一見無駄なような知識が、いつの日かトンデモナイ閃きを産むことだろう、と僕は信じているのである。
 自然破壊が進み、地球温暖化が進むこの世の中で一番”無駄”なものを突き詰めていくと、それは”僕”であり、”人間”というところに行き着く。という事は、僕にとって一番大切なものは”無駄なもの”なのかもしれない。僕が”師”と勝手に崇めている方から頂いたとある漫画にそんなような事が書いてあって、なるほど、と思った。

 ん?なんで、フクジュソウからこんな話に?まあ、いいや。。。
こんばんは〜!
やってますねー!!
エゾノリュウキンカ、全く違って見えるんですねー
昆虫類なんかは紫外線域まで見えるらしいので、人間とは違う見方をしてるんでしょうね。
ただ、昆虫類は可視光線域も見てますからフクジュソウはそれなりに黄色く見てるんでしょうかね?
それより人間以外の動物は音感とか臭覚とかが発達してますから、たぶんその方の見極めがすごいんだと思いますが、いかがなもんでしょうか?
多分、おいしい蜜の匂いは人間の何倍も感じるから、どんな所に花があっても探しちゃうんじゃないのかな!
いちばん興味がある昆虫の視覚については、あの複眼ってやつがおもしろいですよねぇ。
あんな目で、どんなふうに見た情報を処理して認知するのか本当に不思議です。
なんとなく複眼は平衡感覚を判断するのに適しているように思いますがどんなもんでしょうか?
勉強せねば・・・いかんなぁー。
BL | 2009/04/15 01:02
BLさん、どうもですー!
他の動物がどのように世界をみているのか、非常に興味があります。その一貫としての紫外線なのですが、やはり難しい!
もちろん昆虫は人間の可視光線も見えているから「黄色”は”見えている」ことは確実だと思うのですが、僕らと同じように「黄色”く”見えている」かどうかは、虫のみぞ知る、というところではないでしょうか。
BLさんが仰るように、視覚・嗅覚・聴覚・触覚いろんな感覚で複合的にモノを判断していると思います。確かに人間ほど視力に頼りすぎていることは、無いかもしれませんね。

複眼は、個眼の集合体なのですが、乱暴に言ってしまえばデジカメちっくだと言えると思います。個眼の数は種類によって決まっているので、ショウジョウバエが800画素、アゲハチョウは12000画素のデジカメという事になりますかね。とても低画素な感じですけど、形の認識は人間とそれほど変わらないんじゃないかと、とある本に書いてありました。
あと、複眼では偏光が見えるらしいですね。青空などの明暗がはっきりと分かるので、太陽コンパスを使う時に非常に役立つらしいです。
あと、アゲハはお尻にも”目”がある、というのを日本の研究者が発見して、その話とかも面白いですよね。
驚いたことに、人間にも膝のウラに目(目といってもいわゆる目ではなくて”光を感じる部分”)があるらしいです。

とっても興味深い分野だと思います!
なかじ | 2009/04/15 10:43
そうですねぇ。
黄色く見えるかどうかは別にしても、たぶん光の波長によって色んな段階を識別できることは確かですよね。
ただ、いわゆる人間が見えない紫外線にしても波長によって何種類にも識別できると考えると、最終的には昆虫のみぞ判る部分ですよね。
難しすぎますわ。。。
BL | 2009/04/16 00:08
そうなんですよ!紫外線っていっても波長がありますんで、違う領域を見たい場合は、また別のフィルターなり、カメラなりが必要な訳でして・・・
何にせよ僕らは昆虫や鳥たちの見ている世界を”想像”することしか出来ないんです。
人間でも通常はRGBの3原色ですけど、人によっては2原色や4原色の人もいるみたいですね。まだまだ研究途中の分野ですね。
なかじ | 2009/04/16 09:10
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