このごろの 写真家 中島宏章がわかります。
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めり込む
 今日はBE-PALの取材を受けた(10/10発売予定のBE-PAL11月号に掲載される予定。詳細は後日)。写真家として、まだ何も達成できていない身分でありながら、取材を受けてしまっていいのだろうかと、不安な気持ちもあった。とはいえ、今日の取材は、自分自身とても楽しかった。調子に乗って余計なことをベラベラしゃべってしまったかもしれない。写真の事となると、つい熱くなってしまうクセが存分に発揮されてしまったなあと反省すらしている。
 
 今回、カメラマンとして来られた写真家の柳沢まきよしさんは、出会うなり、僕の車(ランクル70)について語りはじめ、僕もそれに乗っかり、しばらくナナマル話をしてしまった。瞬時に僕は柳沢さんに同じ臭いを感じていた。
 その後、プロフィール写真等の撮影の為に林へ移動すると、柳沢さんは、即座にトコトコ林へ入っていき、地面にめり込み始めた。そのめり込み加減からして、ただ者ではないな、と思った。
 案の定、柳沢さんはキノコ屋さんだった。あのめり込みは、キノコを見ていたんだなあ。次から次へとキノコを見つけていた。こんなにキノコってあるんだ!と僕はそう思った。柳沢さんは狭い範囲でアッという間に数種類を見つけていた。そのうち、今まで確認できなかったキノコが2種ほどあったようで、撮影することになった。

 
キノコを撮影する柳沢さん。
 
 別ジャンルの人の撮影風景を見るのは、とても勉強になる。「なるほどー」と僕は何度も思った。そして、その見事なめり込みように僕は感動すらしていた。地上0センチの撮影術を目の当たりにすることができた。

 柳沢さんのキノコ図鑑が、近々(9月15日発売)発売されるとのことで見せて頂いた。
 文一総合出版「日本のキノコ262」
 写真点数が多く、内容も豊富(題名のとおり262種掲載)。ハンディサイズであるものの、この充実ぶりで1,050円という値段の安さに驚いた。これだけの種類を撮るだけで大変な労力であろうことは、容易に想像できる。しかし、図鑑にするという事は、ただ闇雲に種類を撮っていたのでは出来るはずもなく、統一感を意識しながら何年も撮り続けていく強い意志が必要だろう。それは今の僕に間違いなく欠けている部分だと、思い知らされた。
 
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