このごろの 写真家 中島宏章がわかります。
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夜 咲く花に ネクターガイドは必要か
 マツヨイグサ。漢字で書くと「待宵草」。
 
 
 
 宵を待つ、素敵な名前です。恋人をけなげに待ち続けている、そんな情景が浮かぶ素晴らしいネーミングです。まさに、コウモリと一緒!!コウモリも「待宵」です。そんなコウモリの活動を今か今かと待っている僕たちは、「待宵組」ですね。
 本日から、「待宵組」の発足です。組長は誰にしようかな。とりあえず僕は事務局長ですね。「待宵組」はコウモリのみならず、シロマダラも探しますよ。会いたい会いたいマダラっちゃん。
 
 そんな事はどうでも良いとして、

 マツヨイグサの類は、花粉の媒介を誰にしてもらっているかと言うと、そう、ガ(蛾)です。
 スズメガやヤガの仲間に蜜を提供して、代わりに花粉を媒介してもらっている、というわけです。なので、夜に花を咲かせるんでしょうね。
 
 
 メマツヨイグサの紫外線写真です。
 
 
※ちなみに、紫外線写真は通常モノクロで表すべき(紫外線を反射しているか、いないか、なのでモノクロってことです)ですが、黄色系の花は、その黄色っぽさを残したままで紫外線写真が撮れるので(撮影素子の特性上)、色を付けたままの写真を載せます。

 見事に蜜標(ネクターガイド)が現れました。花びらは紫外線を反射し、中心部は紫外線を吸収しています。メマツヨイグサはヤガの類が吸蜜に来るとされています。

 夜でも紫外線はあるのでしょうか?満月であれば、微弱な紫外線が地表に届いているはずです。そのわずかな紫外線を蛾の類は見ているのでしょうか?そしてまた、それを蜜の在処を探し当てるヒントとして利用しているのでしょうか?
 

 マツヨイグサの紫外線写真、でした。
 
 
 
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