このごろの 写真家 中島宏章がわかります。
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本の中身をチラ見せ(見せてもいいのかなあ……)
 今日は、道新の本作りの打合せでした。
 印刷会社の営業の人も来て(別件で大変お世話になっております!笑)、
 ほぼ最終段階の、オーラスに近い打合せです。
 
 ファイナルカウントダウンってやつです。大詰めです。
 
 いよいよ……なんですね。本当に。。。
 嬉しいやら、寂しいやら、肩の荷が降りたやらで複雑な気持ちの中、印刷会社の営業さん、編集者さん、そしてデザイナーさんとで何やら細かいところを協議しているようです。時折、業界用語が飛び交い、僕は蚊帳の外。口を出そうにも口を出せない状況です。
 そんな中、(一応)著者の僕に意見を求めてくる編集者さん。僕はそれに対して「僕はあなたを信用しています。オールオッケーです」という素振りを見せつけます。このアウェー感満載の空間において僕ができることといったら、そんなことくらいです。
 そんなふうにして、しばらくは僕も「物分りが良くてクレバーなオトナ」を演じることに精を出していました。
 
 そうこうしているうちに、表紙、そしての内容を詰めることに。
 に入れる一番目立つキャッチフレーズを、どうしましょうか?となりました。
 いくつか候補はありましたが、そのうちで、僕が最も望んでいた造語がバッチリ入ることになりました。とっても嬉しいです。
 このキャッチフレーズは、僕の講演を聞いたことのある方なら、もしかしたら耳に残っているかもしれない、”あの”フレーズです。デザイナーさんのパソコンで実際ににフレーズを入れてもらいます。なんともクスクス笑いを誘う”あの”フレーズが、に実際に表示されているのを見て、編集者さんと一緒に爆笑してしまいました。いやあ、楽しみです。
 
 本は最終的に88ページになります。言ってしまえば薄い本です。でも、中には色んなモノがたくさんパッケージングされています。当然、その中身についても細かいところを詰めました。

 ヤバイかなー、どうしよーかなー、
 本の中身を中途半端な状態で見せるのは、ヤバイよなー。
 いや、見せます


 
 宮崎学さんとの対談のページ。


  対談の当日、僕はめちゃくちゃ緊張していまして、自分でも何を喋ったのかほとんど覚えていませんが、編集者さんが作ってくれた原稿を読むと、ナンボか僕も発声をしていたようで、実にホッとした次第です。

 ページの左上部分、小さい写真があります。これをどうしようか?という相談をしました。
 昨日、僕の思いつきで、宮崎さんとやりとりした手紙の写真を載せたらどうか?と提案をしたのです。

 僕が14歳のときに送った宮崎さんへの手紙。その僕が書いた手紙は、なぜか僕の手元にあるのです。なぜ、人様に出した手紙を自分が持っているのか?
 それは、僕の手紙には迷惑も考えないで大量の宮崎さんへの質問が書かれており、宮崎さんは僕の手紙に直接アカペンで答えを書いてくれ、それをそのまま返してくれたからなんです。だから、中学3年のときの恥ずかしい文章を僕は今、何度も読み返すことができるのです。嗚呼、恥ずかしい。宮崎さんは、それに加えて、直筆で便箋4枚もの返事をくれました。1990年、今から20年以上も前のことです。
 
 
 
 
 フクロウの絵を書いてある方が、僕が宮崎さんに送った手紙です。笑


 対談の内容は、もちろん本が出てからのお楽しみ、ですが、
 単なる僕のミーハーで自己満足的な内容を超えたものになっていると思います。
 写真の見方、なんてものは人それぞれだし「写真はこう見なけりゃイカン!」「写真はこうでなくちゃイカン!」なんて凝り固まった決まりごとが無いのが写真の素晴らしいところだと思います。ですが、ただボーっと見ていたのでは絶対に見えてこない、1つの「写真の見方」がこの対談の中で提示されています。そして、その提示されている「写真から何かを読み取るための1つの方法」は、「その写真を発表した者の意図を読み取るための方法の1つ」でもあります。
 なので、宮崎さんとの対談を本に載せたことは、そういった意味と効果を本書にもたらしてくれていると、そう僕は自分で思っています。

 完成まで、お楽しみに!!!



いつも札幌では楽しい時間をありがとうございます!
本の出版、指折り楽しみにしています。この手紙もすごいなぁ。写真展は行けそうになく凄く残念なので、こちらでも開催があると嬉しいんだけど…。本たくさん買って、友人達等にたくさん宣伝しますね!とりあえず息子の小学校に一冊寄贈しよ〜(^^)ではではまた!
ぽんじろう | 2011/02/05 22:46
春はいろいろと周りで本が出ますねー。本当にテンション上がってきます。

写真展も、ちょっと、いや、かなりチカラを入れて趣向を凝らす予定です。
それを考えただけで、自分でニヤニヤしてますもん。笑

いつか、そちらで出来たらいいなあ。
絶対に面白いんですよ。笑
なかじ | 2011/02/05 23:55
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