このごろの 写真家 中島宏章がわかります。
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ほんとうに気持ちいいキャンプ場100 新装版(by BE-PAL)
 3月10発行、BE-PAL編集によるムック「ほんとうに気持ちいいキャンプ場100新装版」にちょこっと撮影協力させていただきました。
 つまり、選りすぐりの全国版のキャンプ場ガイド本です。

 全国には、それこそたくさんキャンプ場があるとは思います。
 今回この本に載っていないキャンプ場にも魅力的な場所もあるでしょうが、ひとつの参考になるので持っていて損のない本だと思います。

 僕が取材をさせていただいた中では、ニセコサヒナがやはり印象に残っています。
 北海道では珍しい個人経営のキャンプ場なのですが、そのオーナーさんのお話を直接聞けたのも貴重な経験でした。
 オーナーさんの思想が素晴らしいな、と。
 自らが土地を選んで、自らの手で整備して、苦労の末にキャンプ場に仕立てあげたという、絶対の自信を持っているのです。キャンプ場は土地が命だ、と言ってました。確かに、西日が強い場所や水はけの悪い場所や強風の当たるような場所や、やたらに虫の多い場所はキャンプ場には適しませんよね。なので、土地が余ったからキャンプ場にすっか、みたいなノリで作ったキャンプ場とは訳が違う。 
 ニセコサヒナは2002年にビーパル増刊号として出た同名のガイド本にて、全国でナンバーワンになった実績があります。その頃はキャンプサイトの木々も若く非常に見晴らしの良いキャンプ場だったそうです。どこからも羊蹄山(えぞ富士)が見渡せることができ、その眺望の素晴らしさも全国でナンバーワンになった理由の1つだったようです。
 しかし時は経て、現在のニセコサヒナはキャンプサイトの木が大きく育ち、若干眺望が悪くなっているのです。そのことを指摘された時のオーナーさんの言葉
 「自然は絶えず変化しています。今には今の良さがあるんですよ。」
 と、返してきました。僕は感動しましたねー。ほんとそうです。自然は絶えず変化しています。それだのに変化のないことを自然側に強要するのがいつもの人間のエゴですよね。寒いだの、暑いだの、冬でもスイカが食べたいだの、なんだの、もー人間の要求はすごいもんです。
 木が大きくなれば見渡しは悪くなるけれど、その代わり冬は風除けになり、夏は暑い日差しを和らげてくれる、と。
 
 というわけで、自然とキャンパーへの敬いを感じたキャンプ場でした。
 
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